大橋直久:メンタルカウンセラー

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媒酌人見送りと新婚旅行出発

媒酌人見送り - 来賓が退場したあとは、ごく親しいものだけになりますから、新郎、新婦と両家の父母は、改めて人々に礼をのべますが、とくに媒酌人夫妻には、その労を謝し、お持ち物、引出物、お花などをひとまとめにし、一同で玄関まで自動車をお見送りします。

新婚旅行出発 - 披露宴は先輩、知友、親族を招いて、新郎、新婦を紹介し、将来の交際を願う催しですが、家庭で行なわれた時代には、やれ近所まわりだ、親戚まわりだ。

なんの、かのと、宴がすんだあとも、なかなかひととおりではなかったものです。

しかし、現代の結婚会館あたりの披露宴では、これによって附帯するさまざまの形式的な儀礼も、一応はおわるか、振り替えたとして、ただちに新婚旅行に出られることが常識となっているなど、これまでのわずらわしさから免れること多大です。


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結婚前に健康診断書の交換(大橋直久)

これは履歴書や身上書とは同列にならないかもしれませんが、結婚前に医師の健康診断書の交換を行なうのも好ましいことです。

結婚は精神的な結合であるとともに、肉体的にも結合という長い人生行路の出発点ですから、できるだけ健康にめぐまれているに越したことはなく、まして伝染性の病気があったりでは困ります。

診断書の交換を話し合うのは、現代人として当然といってよく、WHO(世界保健機構)の資料によりますと、わが国の早期梅毒患者ならびに淋疾患者は、十年前の二・六倍にふえています。

スウェーデンでは、性病患者の山は十八歳であって、その年齢の淋病罹患者の率は、同じ年齢の女性の一・八%を示し、アメリカ、ソ連、ポーランドでも、若い世代への性病の侵食は、急速にすすんでいるといわれています。

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婚約による婚姻予約違反の理論

現代の結婚が、まったく個人本位に考えられ、男女の自由な合意にのみ成り立つとされているのは、くり返すまでもありませんが、その結果としては、たとえ婚約をしたといっても、それを理由に婚姻の実行を強制することはできないでしょう。

したがって婚約そのものも正当な理由があるかぎり、いつでも解消できるというのが、穏当ということになるのではないでしょうか。

そこで、ここに、既存の結婚予約事実の保護を図るため、案出されたものに婚姻予約違反という理論構成があります。

日本の法制では、結婚の届出がなされないと、法律上は妻として扱われません。

こうした女性が、被害者側にまわされた場合は、その夫は結婚の届出をするという約束、すなわち結婚するという予約に違反したから、損害賠償の請求に応じなければならない、という論理で、事のついでに言及しておく次第です。

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仲人は宵のロ、仲人さわぎ(大橋直久)

仲人は行灯きりと、仲人は宵の口とは、同じ意味のようでもあり、異なった意味でもあるようです。

前者の行灯は、今でいう花婿、花嫁の枕元のスタンドと思ってよく、そこまでいけば、万事めでたしで、あとでとやかくいわれることはないというのですが、仲人は宵の口では、仲人の仕事は式の夜の宵に終わるもの、早く引き揚げるのがよいというほどの意です。

それかといって後者では、それだけでいいというものではないことが、言外にあらわれているのであって、仲人親として末永く面倒みるとまでもいかなくても、何くれとなく新婚夫婦から相談をもちかけられたり、SOSを訴えられたりすることもありましょう。

べつに仲人騒ぎということばもあって、仲人の仲裁を要するほどの夫婦げんかをいいますが、どうせ仲人をした以上は、その後スムーズにいっていますかと、時には声をかけたりすることも必要でしょう。

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仲人を依頼されたとき

本人をよく知らない場合
よく知らない人の縁談を頼まれたら、履歴書、家族書などに目を通したうえで、依頼にきた人から本人についての話をよく聞いておきます。

おおまかなイメージがつかめたら、次は本人に直接会ってみます。

本人の性格、個性、全体的な印象を自分の目で確かめ、さらに本人の意向、結婚相手の条件などを詳しく話してもらうことも大事です。

また本人ばかりでなく、その家族構成、生活環境、両親の意向なども、縁談を進めるうえで無視できない要素です。

縁談の依頼を引き受ける前に、ある程度、本人とその家族の事情に通じておかないと、責任をもって縁談の相手をお世話することはできません。

頼まれたから引き受けるのではなく、自信をもってお世話できるかどうかが肝心な点です。

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荷物目録とかぎ袋(大橋直久)

荷物を積み終わったら、出発前に荷宰領に祝い酒をふるまい、新婦の父親が、

「本日はお忙しいところお役目ご苦労さまでございます。

目録どおり先様にお届けくださいますよう、なにとぞよろしくお願いします」

とあいさつし、荷物目録とかぎ袋を渡します。

荷宰領は目録の荷物を照合し、「お荷物、目録どおり、確かにお届け申しあげます」とあいさつし、手伝いの人たちには祝儀を渡します。

荷宰領には祝い膳を出す代わりに酒肴料として、応分のお金を包んで渡してもかまいません。

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男性本人が女性宅へ結納の品を持参する場合

近代的に簡素化した結納の取り交わし方として、男性本人がひとりで、あるいは仲人または両親と結納を直接、女性宅に届けるという方法をとる人も増えています。

この方法自体が省略した結納交換の形ですから、形式張った口上は必要としません。

男性側から「結納の品を持参しました。婚約のしるしとしてお納めください」といって渡し、

女性側は「喜んでお受けします」といって受け、そのあと、家族と祝宴を開いてもてなす形式が一般的のようです。

女性側でも結納を用意した場合は、その場で男性に渡しますが、女性側の結納返しは省略して、なしとしてもかまいません。

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祝電・余興(大橋直久)

◆祝電披露のタイミング
祝電の披露はふつう、来賓の祝辞が終わったところで行います。

しかし、進行に変化をつけるために、祝辞と祝辞の間にはさんだり、時間を節約するために、新婦が色直しのために、席をはずしている間を利用して披露することもあります。

◆伝統的な芸
昔から結婚披露宴には、「高砂や、この浦舟に帆をあげて・・・・」という、謡曲「高砂」がつきものです。

現在でも、地方の披露宴や、和風の披露宴では、祝い芸の第一として、聞かれるものです。

年長の来賓や親類の人がうたうのがふつうですが、かつては、芸人を招いたということもありました。

列席者の中に心得のある人がいたら、うたってもらうようにします。

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祝電
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ビューティー&ヘルスチェック

美しく健康でありたいと思うのは、女性だったら当然の願望といえるでしょう。

まして、一生に一度の華やかなセレモニーを迎える花嫁なのですから、その願いはいっそう強いものになるはずです。

挙式当日、「素敵な花嫁さんですね」といわれるように、お肌の手入れもそろそろはじめましょう。

特に、肌の敏感な人は調子を整えるのに時間を必要としますから、普通の人よりも前に準備にかかるようにします。

健康に気をつかうことも素敵な花嫁さんになるための条件の一つです。

晴れの日を笑顔でかざるためにも、調子の悪いところは早めに専門医に診てもらうようにしましょう。

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新居は無理せず分相応に(大橋直久)

結婚費用を親に負担してもらう場合なら、新居の問題を何もかも、親に無断で勝手にきめてしまうわけにもいかないでしょう。

また、一戸建てなりマンションなりを親に買ってもらうような場合も、新居のイメージが、親の意向にかなり左右されることが考えられます。

どちらも、独立した新しい人生をふたりで歩き始める肝心なスタート・ラインとしては、あまりふさわしいこととはいえません。

できれば、何もかもふたりの力で計画し、実行し、分相応のところから出発する気概が必要なのではないでしょうか。

ともあれ、どのような条件下でも、新居の準備はふたりでよく話し合ってから、早めにとりかかることが望まれます。

何もかも満足な、完璧な住まいづくりが結婚当初からできるわけもないのですから、あせらず、無理をせず、一から始める心がけがたいせつです。


大橋直久(メンタルカウンセラー)


大橋直久
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