出土状態の秘密

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岩手県 上萩森遺跡

発掘調査中


遺跡


作業着の人の足元付近に、櫛のような棒が大量に刺されています。


これは出土した石器などの遺物の位置をしめしてます。


あとで1ミリ単位の方眼紙に、遺物の出土位置を記入する(今はやってないかも?)標高を測るなどちょっと、気の遠くなる作業を繰り返し進めていきます。


ちなみに出土した石器はこちら↓


   

左から ナイフ形石器 彫器



   

左から 石刃 ペン先形ナイフ形石器


そして石斧


旧石器時代の遺跡からは、もちろんこうした石器は出土するけれども、全体で見ると、石器を作るときに発生したと思える破片(剥片)の出土量の方が多い。


あとかけらのほかに粉も地層の土に混じっている。


ちょうど、板金や部品製作時に発生する鉄くずと鉄粉のようなもんだろうか。


とある遺跡では、2ミリから3ミリの小さなかけらの出土位置まで把握していたが…


そうした苦労はいったいいつ報われるんだろう。



それにしても遺跡は石器を製作した人々の痕跡であることは間違いない。


でも、まだ使えそうな石器をなぜ廃棄したんだろう?


謎だ。


引用 いわて未来への遺産 遺跡は語る 2000



石器 旧石器 出土状態

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非情にマニアックなブログです。
タモリ倶楽部でもやりません。
旧石器とか縄文など、教科書で習うけど、ほとんどの人は興味なく、聞き流すだけで終わると思います。遺跡のあった場所に行っても、だいたいは看板があるだけ。古墳は草木が生い茂って何も面白いところはない。面白いのは遺跡からものが出てきたほんの一瞬だけ。全国には何百万と遺跡はあると思いますが、その中から独断と偏見で、土器や石器の存在が光り輝く「出土状態」を紹介していきます。
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