出土状態の秘密

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弥生時代 埼玉県夫婦岩岩陰遺跡

弥生時代の集落は、近くに川の流れる台地上から発見される例は多い。

でもこの遺跡は関東山地奥武蔵の山間部で見つかった。


写真をみるとわかるように、遺跡の名にあるとおり岩陰から遺物が出土している。

今の我々がここにとどまるとしたら、どんな理由があるのだろうか。

考えてみたがせいぜい雨宿りぐらいしか思い浮かばない。

さて、出土した土器を見ると、表面に丁寧に紋様が施されており、器の形はくびれのある深鉢や丈の低い器である。

こうした土器は、縄文時代の墓から出土したのを見たことがある。

ここからは墓は見つかっていないようであるが、巨石の近くにあること、土器の特徴などから、巨石信仰でもあったのかと考えてしまった。

報告書が手元にないので自信はないけれども、興味深い事例である。


ちなみに、ここからは弥生時代の人骨と考えられた人骨が見つかった。

でも附近からは縄文時代の土器もみつかっているので、慎重な意見もあった。

今では、理化学検査の立場から分析した結果、弥生ではなくて縄文の人骨だったとして、ケリがついているようである。



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注意!
非常にマニアックなブログです。
タモリ倶楽部でもやりません。
旧石器とか縄文など、教科書で習うけど、ほとんどの人は興味なく、聞き流すだけで終わると思います。遺跡に行っても、だいたいは看板があるだけ。古墳は草木が生い茂っている山にしか見えない。面白いのは、ものが出てきたほんの一瞬だけ。全国には何万と遺跡はあります。その中から独断と偏見で、「出土状態」を紹介していきます。なお専門家ではないので悪しからず。
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