出土状態の秘密

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擦文文化 北海道後藤遺跡こと元江別遺跡群

北海道にも古墳あり。

昭和初期、江別市付近で数十基の盛り土のある墓が発見された。

発見当時は、円形で墳丘の高さが1メートル、規模は4~6メートル、周囲に濠が掘られていた。

副葬品も残されており、蕨手刀、耳環、刀子などの金属品や勾玉が発見された。

また、濠からも土師器・須恵器・刀などが見つかった。

墳丘や副葬品の特徴は、東北地方において末期古墳と呼ばれるものと非常に類似しているため、北海道の古墳→「北海道式古墳」と呼ばれることもある。

末期古墳の一例


遺跡はその後忘れ去られたが、1980年再び発掘調査が行われた。

墳丘は削平されて確認できなかった。


墓穴を確認できたのは1基だけだったが、遺体を安置したと思える、中央部の側縁に幅数センチの落ち込みが確認され、木棺で葬られたと考えられているようである。

数奇の運命を経験した後藤遺跡は復元され、史跡へ指定される異例の大出世。

墳丘も復元された。


そしてこれが現在の姿↓


送電線の鉄塔の下にあるのが古墳群。

私が行ったときは草むらで、古墳見学どころではなかった。

いまでは古墳は狐の住み家になっているらしい。

過去と現代のコラボというか…

少なくとも、人をきてもらうとか、勉強してもらおうなどの配慮を意識した整備には見えなかった。

この保存方法に不満の方は文化庁に抗議を。



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非常にマニアックなブログです。
タモリ倶楽部でもやりません。
旧石器とか縄文など、教科書で習うけど、ほとんどの人は興味なく、聞き流すだけで終わると思います。遺跡に行っても、だいたいは看板があるだけ。古墳は草木が生い茂っている山にしか見えない。面白いのは、ものが出てきたほんの一瞬だけ。全国には何万と遺跡はあります。その中から独断と偏見で、「出土状態」を紹介していきます。なお専門家ではないので悪しからず。
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