出土状態の秘密

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弥生時代 大阪府株山遺跡

奈良県と大阪府の境に位置する二上山。


ここには讃岐石、つまりサヌカイトが取れる山として有名である。

二上山 サヌカイトの露頭


旧石器時代から弥生時代まで、約70の石器製作遺跡が確認されている。

そのひとつ株山遺跡からは、弥生時代に掘られたと思われる採掘跡が見つかった。



幅40センチのものから、3メートルを超えるを大規模なものまで、約100ヶ所密集して見つかった。

出土した剥片や石屑はコンテナ900箱以上にのぼり、それらが分厚い層となって堆積するような状態で見つかったという。

おそらく出土状態は、旧石器時代の翠鳥園遺跡のような状況に似ていたと思われる。

弥生時代の場合は、二上山で採掘したサヌカイトの原石を集落に持ち帰ったものの一部が、池上曽根遺跡などで見つかっている原石貯蔵跡として遺された、可能性はあるかと思う。

二上山は二万年以上にわたって、人々にサヌカイトの供給源として機能してきた。

長期間にわたって石材採掘場として使用されている例は、世界的に見ても限られているだろう。

ぜひ世界遺産に登録願いたい。




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soraイメージ
注意!
非常にマニアックなブログです。
タモリ倶楽部でもやりません。
旧石器とか縄文など、教科書で習うけど、ほとんどの人は興味なく、聞き流すだけで終わると思います。遺跡に行っても、だいたいは看板があるだけ。古墳は草木が生い茂っている山にしか見えない。面白いのは、ものが出てきたほんの一瞬だけ。全国には何万と遺跡はあります。その中から独断と偏見で、「出土状態」を紹介していきます。なお専門家ではないので悪しからず。
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